ソンクランはとりわけ水をかけて騒ぐ祭りとして有名ですが、一年中で一番暑いこの時期に少しでも涼しくなりたいのかも
しれません。
水を掛け合うのは昼間から夕方へ掛けての暑い時間帯です。
本当に、無礼講で誰彼見境無く、人でも車でも、ダイナミックに水を掛け回ります
車にはドラム缶を積み、掛け回って水が無くなると、タンクローリーが、あっちこっちに止まっていて、水の補給をして
くれるのでしょうか?
家々の玄関前にもドラム缶が有り、ホースで掛ける人や、バケツで掛ける人、本当に凄いの一言です。
何か若者のエネルギーの爆発のようなものを感じました。
ソンクランは、タイの人達にとってのお正月で、毎年4月13日
から15日はソンクラン休みとして国民の祝日です。
家族とその日を過ごす為、都会に出てきている人達が故郷へ
向かって移動する為、すごい車の渋滞になります。
日本と異なって、トラックの荷台に人を乗せても良いのか?
沢山の車の荷台に人が一杯乗り、大移動が始まります。
この時期は、一年中で一番暑い季節らしいが・・・、幌も無い
トラックの荷台の暑さは想像に絶します。
ソンクランの日は宗教の儀式をします。
早朝からお寺へ行き、祖先と私自身のために喜捨をするそう
です。
長男の嫁の実家があるランパーンでは、信心深いタイの
人々が、接待用の沢山の食物を籠やダンボールに入れて
広場や公園に車で続々と集まり、それらを台の上に並べて
接待するお坊さんを待っていてる人達で混雑しています。
その前を、沢山のお坊さんが列を作って通ってゆくが、ひとり
ひとりが持っている托鉢の中に少しづつ食べ物を入れて
行きます。
多分、一回りすると、托鉢の中は一杯になるのでしょう。
別のテントでは、お年寄りが並んで座っており、その人達の
前に、水の入った器があり、人々が年寄りの手に水をつけて
回っています。
又、広場にはお坊さんが、木の葉っぱ?に水を付け、人々の
頭の上で振っていましたが・・・日本の神社での御払いの
ようなものかもしれません。